モニターを目線の高さに上げたい、デスクの奥行きを空けたい、といった理由でモニターアームを検索すると、似たような製品がずらりと並んでいて選びにくいと感じる方は多いと思います。モニターアームは大きく分けてクランプ式(デスクの端を挟んで固定)とグロメット式(天板に開けた穴に通して固定)があり、どちらで取り付けるかによって机への影響が変わります。ここでは4製品を、耐荷重・対応画面サイズ・取り付け方式を軸に比較しました。

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お使いのモニターの重量がアームの耐荷重の上限に近い、または超えている場合は候補から外した方が安全です。4K・曲面・大型モニターほど重くなりやすいため、購入前に自分のモニターの重量を確認しておく必要があります。また、机の天板が薄すぎる・厚すぎてクランプの対応範囲外になる場合や、グロメット式を選ぶ前提で天板に穴をあけたくない場合も、取り付け自体ができない可能性があります。すでにモニタースタンドの高さで満足している場合は、アームを追加する必要性は薄いかもしれません。

選ぶときに見るべき基準

比較にあたって、以下の3つを基準にしました。

1. 耐荷重(自分のモニターの重量に対応できるか)

2. 対応画面サイズ・VESA規格(自分のモニターの背面ネジ穴と合うか)

3. 取り付け方式(クランプ式で机を傷つけずに済むか、グロメット式で穴あけが必要か)

比較表

商品名対応画面サイズ耐荷重取り付け方式価格帯目安
BONTEC13〜32インチ9kgクランプ式・グロメット式(選択可)〜3,000円台
ARES WING17〜40インチ2〜12kgクランプ式〜4,500円台
FLEXISPOT MA617〜35インチ(湾曲は最大39インチ)3〜12kg上部固定クランプ式〜8,800円台
COFO Pro17〜40インチ2.5〜14kgメカニカルスプリング式(クランプ)〜21,900円台

価格・仕様は変更される場合があります。最新情報は各商品ページをご確認ください。

商品ごとの解説

BONTEC モニターアーム

BONTEC:初めてアームを試す人向け

クランプ式・グロメット式のどちらでも取り付けられるため、机の状況に応じて選べます。耐荷重は9kgで、一般的な24〜27インチのモニター1台であれば対応しやすい範囲です。価格が抑えられている分、後述するようにガススプリングの経年劣化に関する声も見られます。

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ARES WING モニターアーム

ARES WING:大きめのモニターを検討している人向け

対応画面サイズが17〜40インチと幅広く、耐荷重も最大12kgまで対応します。BONTECより少し大きめ・重めのモニターに乗り換える予定がある人に向いています。取り付け方式はクランプ式のみのため、グロメット式が必要な机には対応していません。

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FLEXISPOT MA6 モニターアーム

FLEXISPOT MA6:曲面モニターや長時間使用を重視する人向け

湾曲モニターは最大39インチまで対応しており、上部固定クランプ式で安定性を重視した構造です。5年保証がついている点も含め、4製品の中では価格帯が中〜高めに位置します。曲面モニターを使っている、または長く使う前提で保証を重視したい人に向いています。

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COFO 無重力モニターアーム Pro

COFO Pro:ガススプリングの経年劣化を避けたい人向け

ガススプリング式ではなくメカニカルスプリング式を採用しており、ガス漏れによる経年での下がりを構造的に避けやすいとされています。耐荷重も4製品中最大の14kgまで対応しますが、価格は他の3製品より大きく上がるため、長期間しっかり使いたい人向けの上位モデルという位置づけです。

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レビューで多かった不満と、その対処

ガススプリング式のBONTECやARES WINGでは、使用期間が経つとアームが自然に下がってくるという声が見られます。多くのモデルではスプリングの張力を調整できるネジがついているため、下がりを感じたら都度調整することで対処できる場合があります。グロメット式を選ぶ場合は天板に穴をあける必要があるため、賃貸で自分の机ではない・原状回復が必要な場合はクランプ式を選んだ方が無難です。また、モニター背面のVESA規格(ネジ穴の間隔)が製品の対応範囲と合わず取り付けられなかったという声もあるため、購入前に自分のモニターのVESA規格を確認しておくと避けやすくなります。

状況別のおすすめ

初めてモニターアームを試すならBONTEC、少し大きめ・重めのモニターに乗り換える予定があるならARES WING、曲面モニターや保証を重視するならFLEXISPOT MA6、経年劣化を避けて長く使いたいならCOFO Proが候補になります。

買ったあと、最初にやること

取り付け前に、机の天板の厚みとクランプの対応範囲を測っておくと、届いてから取り付けられないという失敗を避けやすくなります。モニターを乗せる前に一度アームだけで上下左右に動かしてみて、可動域が想定通りか確認してから配線をつなぐと、あとからのやり直しが少なくなります。数週間使ってアームが少し下がってきたと感じたら、根元の調整ネジを締め直すと改善する場合があります。

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